イオン導入で肌にビタミン導入しよう
イオン導入で肌にビタミン導入しよう
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美容成分をお肌に塗っても、奥まで浸透しないことがあります。そんな時に使われる機器にイオン導入器があります。イオンの力を上手に利用して、本来は外部からの侵入を阻止する働きがある肌への成分の浸透をしやすくするのです。イオン導入器には、家庭で使えるものと皮膚科やエステサロンで使用しているものの2種類がありますが、どちらのほうがいいのかも検証してみましょう。
イオン導入器が働く原理
お肌の表面にはバリアゾーンというものがあり、外敵の侵入を阻止しています。お肌は、外側の角質層と内側の顆粒層に分かれていますが、角質層にはプラスイオンが多く、顆粒層にはマイナスイオンが多くなっています。このイオンの差により、微量な電流が流れ、この電流がお肌のバリア機能を果たしているのです。バリア機能があるおかげで、お肌は守られており、内部の水分も蒸発しないで済んでいるのですが、逆に言えば、美容成分の浸透もしにくくなっています。そこで、イオン導入器が使われることになります。
イオン導入器によって弱い電流を肌に流すと、角質層と顆粒層のイオン差がなくなり、一時的に中性になります。そのため、バリア機能が働くなくなり、化粧成分が浸透するようになるのです。また、美容成分の中にはマイナスイオン化しているものもあります。イオン導入器のヘッド部分をマイナスイオン化させると、美容成分とイオン導入器のマイナスイオンが反発しあって、美容成分が奥にまで浸透していきます。この二つの原理により、本来は拒絶してしまう美容成分の侵入をお肌が受け付けるようになるのです。イオン導入のことを、イオントリートメントやイオントフォレーシスと呼ぶ場合もありますが、内容は同じです。
イオン導入の注意点
最近は市販のイオン導入器を使って、自宅でイオン導入をされている方も増えてきています。しかし、基礎知識がなく使用しても効果が出ない場合がありますので、ご注意ください。イオン導入が有効なのは、イオン化されている物質だけです。しかも、分子量が小さくなくてはいけません。具体的には、保湿成分のセラミドはイオン化していませんし、ヒアルロン酸やコラーゲンなどは分子量が大きいので、イオン導入には適していません。効果があるのは、ビタミンC誘導体やプラセンタ、トラネキサム酸、アミノ酸などのようにイオン化していて、分子量の小さなものです。また、イオン導入でビタミン導入をしたり、他の成分を浸透させるときには、イオン導入器を肌へ直接当ててはいけません。
防腐剤や添加物などが入っていない化粧水をたっぷり浸したフェイスシート、フェイスマスク、コットンに美容成分を含ませて、その上から電気を通すようにしてください。また、微弱ながらも電気を通すので、妊娠中や授乳中の方、ペースメーカーを使用している方、金属を体や顔に埋め込んでいる方は使用を避けたほうがいいでしょう。肌が弱い人も慎重に使用すべきです。このように個人的にイオン導入をする場合には、いろいろな注意点があります。そして、使用する化粧水や使用頻度、皮膚の弱さ、誤って肌に直接つけてしまう危険などを含めてリスクがたくさんあります。そのリスクを避けるには、皮膚科やエステサロンで施術を受けるのが一番です。皮膚科やエステサロンでは、パワーが強いイオン導入器を使用していたり、原材料の含有率が高い美容液を使っているところがあります。リスクを避ける意味でも、効果の点でも、個人的に行うよりもずっと期待ができます。
まとめ
美容成分を効率よくお肌に浸透させるのに効果的なのがイオン導入です。しかし、イオン導入には注意点があるので、しっかりと守る必要があります。それをしないと、逆効果になることもあります。それらにまつわるリスクを避けたければ、専門の皮膚科やエステサロンで施術を受けるほうがいいでしょう。三重県鈴鹿付近でお探しの方は当店、エステサロンリリムにご相談ください。最新の機器を使って施術を行っていくので、自己流では決して得られない高い効果が期待できます。
三重県鈴鹿市のトータルエステサロン -リリム-
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